2020/07/07 18:20
Q1 コロナで自粛期間中はどのように過ごされていましたか、またイラストへの影響はありましたか。
我が家には小1と中2の男子たち、以前から在宅ワークの夫がいます。
3か月間1日3食、ずっと一緒でした。
もうこんなにずっと一緒に過ごすことはないかもしれない、大切な自粛期間になった様な気もしています。
でもでも、疲れたー!旅に行きたいー!となってしまう日も。
幸い近所は自然に囲まれています。
茶色から黄緑、山桜のピンク、そして深緑へと変化していく山々。
梅や桜やあんずの花、菜の花やオオイヌフグリ、鮮やかな春の花々。
モソモソと現れるダンゴムシ、カマキリやバッタの赤ちゃん。
自然に励まされ、土の上を歩き元気をもらう毎日でした。
絵は1人でひっそりと描きたい方ですが、自粛期間中は子ども達がずっとわちゃわちゃしたりケンカしたり。
うーーーん、となりつつも描きたいものは頭の中にいっぱいありました。今もあります。
幸せなことです。
Q2 タイトル画『夏に会えたら』制作の想いを聞かせてくだい。
両国の花火大会は、大飢餓や疫病によって亡くなった方の供養と悪病退散を祈願して始まったと本で読んだことから、花火の絵を描いてみました。
ステイホーム、ソーシャルディスタンス。。。
好きな場所へ行き、好きな人と好きなことが出来る夏。
集まりたい人が集まりたい場所に気兼ねなく集まることが出来る夏。
そんな毎日になればいいなあと想いながら。
Q3 イラスト描画に使われる画材、道具などご紹介いただけますか。
小さな絵はこじんまりと描いています。
普段は絵の具のチューブがもっと周りに散らばってます。
かっこつけて片付けてしまいました。
透明水彩絵の具で描いて時々色鉛筆を足したりします。
窓からはお隣さんなどの屋根の向こうに山が見えます。
壁には子どもたちの絵や好きなものを貼っています。
子どもの絵って楽しくていいなー。
Q4 付属の素敵な額についてコメントがあれば教えてください。
出かけた先で雑貨店、画材屋などを見つけると何かいい額ないかなーと立ち寄ってしまいます。
感じのよいものに出会うと嬉しくなり、財布と相談。
そんな額に合う絵はどんな絵かなーと頭を巡らせ描いたりしています。
Q5 今回展示の作品の中で特にお気に入りの作品はありますか。
どの絵もこの絵も愛着があります。
1人でも気に入ってくれる方がいたら、嬉しくなります。
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自分のことを話すのは少し緊張すると言いながら、丁寧に答えていただきました。
お人柄が描かれる絵にそのまま表れています。
みやはらまきこさんのイラスト展、7月末までの公開となりますのでぜひご覧ください。